【シドニー12日AAP】 超大型台風「ハイヤン」で多数の被害が出たフィリピンに対してオーストラリア連邦及び州政府が支援を提供している。
NSW州政府は12日、フィリピンに対して50万ドルの寄付をすると発表。被災者にすぐに支援が提供できるであろうと述べた。オファレル州首相は、「台風によって被災された人々、さらには家族を失ったフィリピン系オーストラリアの人々にも同情している」と述べた。
また同日、連邦政府も医療専門家36人をフィリピンに派遣した。2週間の現地滞在で4000人の患者を診察するとみられている。外務省では、家族や友人の安否が分からない人は同省に連絡するよう国民に呼びかけている。