【メルボルン12日AAP】 インドネシア・バリ島を訪問した人々がはしかに感染するケースが確認されている。これから12月にかけて、卒業旅行でバリを訪問するオーストラリア人の数が増加するとみられていることから、保健局では注意を呼びかけている。
NSW州ではインドネシア、特にバリ島を訪問した人々がはしかを発症するケースが、この数週間で27件確認された。VIC州でも5人がインドネシア滞在中の5週間ではしかにかかった。QLD州でも先月、州南東部ではしか患者が3人確認されたがいずれもバリから帰国したばかりだったという。2人はバリ島で感染したことが確認された。
NSW保健局では、卒業旅行などでバリへの旅行を計画している人々に対して、渡航前に予防接種を受けるよう呼びかけた。