【シドニー13日AAP】 アップル社のタブレット製品「iPad Mini」の新型モデルが13日、オーストラリア各地の同社店舗で発売開始された。だが、供給量不足の問題がうわさされており、発売開始の宣伝も自粛気味のようだ。
同社による同日朝の発表によると、新機種は最低価格が479ドルで、同社店舗や代理店で販売が開始された。ただ、これまでの同製品やiPhoneが金曜日に発売を開始し、ファンが週末にかけて店頭に並ぶ機会を与えてきたのに反し、今回は静かな発表となった。その一因として、特にスクリーン不足による供給量の問題が報告されている。
昨年11月に349ドルで発売開始されたiPad Miniの初回モデルに比べ、新型モデルは「網膜ディスプレイ」を採用。1インチ当たりのピクセル数も163から326に倍増され、解像度も1024x768から2048x1536に向上した。