【シドニー15日AAP】 今月10日、台風30号による甚大な被害を被ったフィリピンに、オーストラリアのカトリック教会の援助団体が、150万ドルの支援を行なうと発表した。
キリスト教系慈善団体のカリタス・オーストラリアでは、仮設住宅や食料、飲料水、公衆衛生、衛生用品などを、家が破壊された何十万人という被災者に提供するため、寄金による資金援助を行なう。
フィリピン政府では60万人以上の人々が家を失っていると推測しているが、その多くは住むところもなく屋外で避難生活を送っている。
カリタス・オーストラリアは、最も激しく被災した地域の人々、約34万人の被災者に、すでに支援を行なっている。
支援のための寄付は、www.caritas.org.au/typhoon-haiyan または、電話1800-024-413 で、カリタス・オーストラリアまで。