【シドニー16日AAP】 15日夜から雷雨が激しく襲ったNSW州では、州緊急サービス局(SES)が16日夜も雷雨が続くとして、今後も多くの住宅が被害を受けるだろうと警告した。
SESには15日に、雷雨による被害を受けた住民から、合計446件の緊急通報があった。SESでは今後も天候の回復が期待できないとして、16日も同様に、救助を求める通報が集中するだろうと予測している。
緊急通報は主に中央沿岸部とシドニー南部からが多かったが、通報のうち164件には応対できなかったという。また、通報のほとんどは、屋根の破損や浸水被害だ。