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介護福祉士、患者3人強姦の罪で禁固刑

【メルボルン20日AAP】   車いす生活の女性3人に対し、入浴やベッドへの移動の最中に強姦した罪で、インド国籍の介護福祉士が18年の禁固刑に処せられた。

ヴィノッド・ジョニー・クマール容疑者(31)は、学生ビザを所持し、ユーララの介護施設に勤務していた2011年10月から2012年1月にかけ、同施設内に収容されていた女性患者らを「売春婦」と罵倒し、性的暴行を加えたという。また、松葉づえの必要な脳性まひの男性患者が容疑者から逃げようとしたところ、男性のズボンを繰り返し下げるという嫌がらせを行った。

ハンペル裁判長は20日、容疑者が「犯行の時間と場所を綿密に選び、被害者の女性3人が最も無防備な時を狙って、自分だけが当直の日を犯行日に選んだ」と強く非難。また、雇用主の介護施設に対しては、容疑者が同僚を虐待したり、男性患者の乳首をひねるという行為の後、協議した後も、引き続き雇用した点で過失があると述べた。

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