【シドニー22日AAP】 ブライス連邦総督は、22日、シドニーで行われた講演で、オーストラリアの将来像について語った。
講演の中で、同総督は、同性婚を支持すると発言、オーストラリアが「人々が自分で選んだ人と自由に愛し、結ばれる国になることを望む」と語った。
また、オーストラリアは、女性が男性と平等に、家庭や職場、経済活動など市民社会に貢献する国であってもらいたいとも述べた。
さらに、「いつの日か、いまの若い女の子や男の子が大きくなって、国の代表者になることでしょう」と、共和制についてもその見通しを語った。
ブライス連邦総督は、2008年、QLD州総督から、オーストラリア初の女性連邦総督に就任した。
総督の発言を受けて、同性婚推進団体は、「連邦総督の同性婚への強い支持は、多くの国民から歓迎されるだろう」と、今後の運動の広がりを期待している。