【シドニー4日AAP】 国際ロボット競技大会「2019ロボカップ」がシドニーで、今月2日から7日までの日程で開催されている。同大会では、ハイテクな人型ロボットがサッカーなどの試合で競い合う、世界で最大規模のロボット競技大会だ。シドニーで開催されるのは、今年が初めて。
同大会は、ロボット技術のほかにも、AI(人口知能)研究・開発を促進することが目的で、今年は40か国以上が参加している。シドニーのインターナショナル・コンベンション・センター開催されている大会は、ロボット・サッカー、捜索・救出作戦、ロボットの製造・仕組みなどを含むイベントが行われる。
大会初日には、NSW州立大学のランスウィフト・チームが、ファイブ・ア・サイドと呼ばれるサッカーの試合で、日本から参加したカメリア・ドラゴンズを4対0で下した。ロボットたちはレゴラス、ニモ、ドーリーなどと名付けられ、一体当たりの値段は約1万3,000ドル。全自動で作動し、試合中はチームメートとWiFiを介して意思疎通しているという。