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落書き問題でホテル側と市長が対立

【ブリスベン28日AAP】   カナダのポップシンガー、ジャスティン・ビーバーが滞在先のゴールドコーストのホテルの壁に落書きをした問題で、ホテル側は事前に許可したと主張し、ファンのために保存したいとしている。一方、同市長は落書き行為を助長することになりかねないとして、即刻撤去を要請。両者は真っ向から対立している。

「QTホテル」はフェイスブック上に、色とりどりのスプレー缶で描かれた落書きの写真を掲載し、その横に「本人がいいかと尋ねたので、いいと言った」とコメントを添えた。ホテル側は「滞在を感謝した芸術作品」であり、「同アーティストのファンらが鑑賞できるよう現在展示しており、ゴールドコーストのカラフルな芸術界に素晴らしさを付け加えると信じている」とした。また落書きの撤去を要請している市長らに対しては、私有地内にあり公有地からはアクセスできないと反論。

しかし、市長は市議会に働きかけ、ホテル側に清掃を命じるよう、準拠係官らに連絡を取っているという。またこの発表以前には、ビーバー自らが清掃するか、間近に開催されるクリスマスキャロルの行事で無料コンサートを実施すべきだと提案している。

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