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豪が来年11月のG20開催国に

【ブリスベン1日AAP】   オーストラリアが来年11月に、QLD州ブリスベンで、主要20か国・地域の首脳会議であるG20の開催国になった。

アボット連邦首相は、ニューマンQLD州首相、ニコルズ州財務相、クァーク=ブリスベン市長と共に、1日の式典に臨み、G20開催決定を祝った。

アボット首相は、G20開催はオーストラリアにとって非常に意義のある大事な会議になるとし、「経済および雇用の促進を進め、グローバル経済を将来の危機に対処するためにより強固にするというテーマに対して、オーストラリアがG20の議長国として全世界のリーダーの議論を先導するのは意義のあることだ」と語った。

G20の加盟国は、世界のGDPの85パーセントと世界貿易の80パーセントを占め、世界の金融と経済を主導する世界的なフォーラム。20カ国・地域のG20首脳会合と、G20財務相・中央銀行総裁会議を開催している。

来年11月15日、16日の両日は、世界からおよそ4000人の代表者と3000人のメディア関係者がブリスベンに集まることになる。

政府はG20のために4億ドルの予算を計上しているが、地域経済の活性化に1億ドルを生み出すと見込まれている。

なお、首脳会合に先立ち、財務相・中央銀行総裁会議が、来年2月21日から23日まで、シドニーで開催されることになっている。

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