【メルボルン1日AAP】 ミャンマーの非暴力民主化運動の指導者、アウンサンスーチーさんが初めてとなるオーストラリア訪問の行程を終了した。滞在期間中はオーストラリアの政治家らとの交流を深めた。
シドニーでは、スー・チーさんは、ニュースでも伝えられているオーストラリアで出産した難民の強制送還に関する問題について質問され、この難民に対する措置について「慈悲も考慮されるべき」とコメントする一幕があった。
アボット連邦首相は、スー・チーさんを「民主主義の象徴」と表現し、その功績を称えた。また、ビショップ外相は、スー・チーさんは自身が政治家の道を歩むきっかけになった存在だと話した。
スー・チーさんは1日、メルボルンで行われたワールド・エイズデーのイベントでスピーチを行い、オーストラリアでのすべての行程を終えた。