【シドニー2日AAP】 毎年その美しさと規模の大きさで人々を魅了しているシドニーの年越し花火。今年は、宇宙からも鑑賞できるぐらいの規模だという。
主催者のレッグ・モンバッサさんによると、花火が打ち上げられるその中央には全長16キロメートルのロープライトを使って、高さは建物の12階分、横幅65メートルのオブジェを設ける。その明るさは、6500万光年先からでも確認できるとみられている。また、過去10年で初めて、今年40周年を迎えたオペラハウスの天井に1000個の花火を設置。また、例年どおりハーバーブリッジにも花火が設けられる。
ムーア・シドニー市長によると、シドニーの年越し花火にはおよそ150万人の人手が予想されていて、11億人がテレビ中継を観るとみられている。シドニーの年越しイベントには680万ドルの市の予算が計上されるが、その経済効果は1億5600万ドルとされている。
花火鑑賞に出かけられない人のために、テレビタレントがホスト役を務め、Youtube上でライブ放送される予定。