【シドニー3日AAP】 高校の卒業旅行でインドネシア・バリ島に出かけた少女が、現地のバーでメタノール入りのアルコールを飲み倒れた。少女は帰宅し、家の近くの病院で治療を続けている。
ジャスミン・ベーカーさん(18)は先月29日、バリ島から王立ダーウィン病院に空路で搬送された。父親のエロル・ベーカーさんの話では、現地のバーで、何者かがジャスミンさんの飲み物にメタノールを混入させ、それを飲んだジャスミンさんは一時、失明状態になり倒れた。そばにいた少年(17)が介抱したのだという。
エロルさんはフェースブックに、「視界がかすんだりした場合はすぐに医者に行くように。瓶や缶に入っていない飲み物には手を出すな」と呼びかけた。
今年1月、インドネシアで、WA州パースの少年(19)がやはりメタノール入りのカクテルを飲み、パースの病院で手当を受けたが後に死亡した。