【パース3日AAP】 インドネシア・バリ島でサーフィンの学校を経営するオーストラリア人男性が現地で殴られ意識不明となっていた件で、男性は意識を回復し、徐々にコミュニケーションが取れるようになっているという。
マット・スカーフさん(41)は先月15日、クラブの前で危険にさらされていた女性を助けようとしたが、その際に何者かに殴られ頭部損傷の重傷を負った。スカーフさんの従兄弟のトニー・マグイアさんは、保険未加入で帰国することができないスカーフさんのためにフェースブックで寄付を募った。現在、スカーフさんはパースの病院で入院している。
マグイアーさんは2日、フェースブックに、スカーフさんは医療措置で意識不明となっていた状態から回復したが現在も集中治療室にいるとし、今後さらに手術を受けるであろうと述べた。スカーフさんは、うなずいたり親指を立てたりするなどコミュニケーションが徐々に取れるようになっているという。