【ブリスベン4日AAP】 タイガー航空がブリスベン空港に新拠点を設置し、ケアンズ、ダーウィン、アデレード便を運航する準備を進めている。これにより、年間80万人の乗客増加と、120人の新規雇用が見込まれる。
同社は現在、ブリスベンからシドニーとメルボルンへの便を運航しているが、来年4月から新たに2機の飛行機を導入する。その結果、同社の国内乗客数の59%がQLD州発着便を利用する見込みだ。
同社のロブ・シャープCEOは、「歴史的にみて、格安航空会社が全乗客に占める割合は、メルボルン空港で33%、シドニー空港で26%であるのに対し、ブリスベン空港ではわずか19%」だと述べ、ブリスベン空港が格安航空ビジネスで他港に後れを取ってきたことを指摘した。
同社は6年前にオーストラリアでの操業を開始し、QLD州ではこれまでマカイ、サンシャインコースト、ゴールドコースト便を運航。ブリスベン拠点の新規路線は3月から運航開始を予定しているが、そのセール価格の航空券が4日から発売開始された。