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シドニー市、監視カメラ増設で防犯対策

【シドニー8日AAP】   シドニー市では、来年から市中心部に監視カメラ(CCTVカメラ)を増設して、夜間の通りでの防犯に努めると発表した。

クロバー・ムーア=シドニー市長は9日の市議会に、市中央ビジネス街やキングスクロス、サリーヒルズ地区に、新たに10台の監視カメラの増設を諮る。

市議会の同意が得られれば、シドニー市内に合計97台の監視カメラが備わることになる。

市長は、「監視カメラの増設は、最近の飲酒に絡む暴力事件への対応と、通りの安全性の向上のため」と必要性を訴えた。

また、「本来、州政府に法と秩序についての責任があるが、州政府から予算が与えられない以上、この10年間、市として独自に取り組んできた」と、声明で述べた。

市の監視カメラネットワークが、州警察による深夜の特定地区での犯罪防止と発見、調査に協力することになるという。

監視カメラの設置場所は、ウィリアム通りとクラウン通り、オックスフォード通り、ダーリングハースト通りで、交差点を含む。

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