【シドニー10日AAP】 シドニーで3件目となる、集合住宅の欠陥が明らかになった。昨年末、ゼットランドのアパートの住民らが避難を強いられていた。
2月、シドニー市の職員がガディガル・アベニューに建つアパートを訪問。広範囲に及ぶ深刻な水害により居住不可能と判断された。市は状況の監視を続ける。
シドニーでは昨年のクリスマスイブにオリンピックパークのオパールタワーから、6月には南部のマスコットタワーから欠陥が見つかり、住民が避難を強いられた。オパールタワーの修復工事は8月に終了する予定で、今月半ばに63世帯の住人らが帰宅できる見通しだ。マスコットタワー132世帯の住人らは現在も帰宅できない状態が続く。
NSW州で建築法規を担当するケビン・アンダーソン議員は、業界の改善を考察中だ。