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自国に逃亡のインド人死亡事故犯を逮捕

【メルボルン9日AAP】   オーストラリアで交通死亡事故を起こし、自国に逃亡したインド人が現地で逮捕された。

プニート・ブニート容疑者(24)は2008年10月、メルボルン近くで、酒気帯び状態の上、高速で運転して男性2人をはね、1人が死亡、1人が重傷を負った。2009年に行われた裁判に出廷せずインドに逃亡したが、先月、現地で逮捕された。警察ではプニート容疑者発見のために10万ドルの懸賞金を提供していた。

プニート容疑者の父親は、同容疑者がインドに逃亡した理由について、インド人はオーストラリアでは公平に扱ってもらえないこと、さらには命の危険にさらされてしまうためだとした。

プニート容疑者の父親は、「息子は加害者じゃない、被害者だ。事故は起こってしまうもの。息子の事故も何かの間違いだ。オーストラリアでは多くのインド人が殺害されているが誰も気にしない。インド政府だって助けの手を出さない」と話した。

VIC州警察は、プニート容疑者のオーストラリアへの送還はインド当局次第だと述べた。同容疑者は今週、インドで裁判所に出廷する。

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