【シドニー10日AAP】 シドニー空港の国際線ターミナルで10日午後、ボヤ騒ぎが発生し、旅行客らが一時避難したほか、複数のフライトに遅れが出たもようだ。ボヤは空港の手荷物検査エリアで、手荷物に入っていた電池が発火したとみられている。
シドニー空港のセキュリティー担当者によると、出発エリアで電池の発火から煙が上がったもようで、その後、全ての手続きは午後3時までに再開した。現場を目撃した人がツイッター上に掲載した写真では、免税店エリアで煙が充満した状態となったことが分かる。
オーストラリアでは、電池類は機内持ち込み手荷物に入れるよう求められているが、メルボルン空港では2014年、フィジー行きのフライトで、預け入れ荷物に入っていた電池がショートし、荷物運搬用のコンテナ内で発火する事故が発生している。