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労働党、首相にホールデン社員支援要請

【キャンベラ12日AAP】   ホールデンが2017年までに自動車生産を停止すると決定した件で、アボット首相は11日夜、オーストラリアの製造業界にとって「悲しく悪い日」だと述べた。また、特にアデレードで同社従業員らへの支援と自信回復のために戦略的対応を要請した。

首相は連邦議会に対し、オーストラリアはこれまでも困難な時を経験してきたとし、今は非難合戦に明け暮れたり、失業見込み者らに間違った希望を与える時ではないと述べた。

一方、野党労働党のビル・ショーテン党首は、第2次世界大戦後以来オーストラリアで自動車を製造し続けてきた大企業が、効果的に諦めるよう「駆り立てられた」ことについて驚愕していると語った。また、アボット首相に対し、2900人の従業員が失業する窮境について、緊急に対応するよう要請した。

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