【ブリスベン16日AAP】 スーパーマーケット大手のコールズとウールワースは、プラスチック製おもちゃの景品で対決する。コールズは昨年大ヒットのリトル・ショップの第二弾、ウールワースは映画「ライオン・キング」の鉛筆キャップだ。
コールズは17日から買い物30ドルごとに1つ、食料雑貨品の縮小おもちゃを配る。今回はプラスチック製の保管ケースも登場した。競合のウールワースも17日から、リサイクル可能な素材で作られたライオン・キングの鉛筆キャップを配る。
コールズは昨年半期、収益が2%増の203憶5,000万ドルに達した。リトル・ショップ効果によるスーパーマーケット部門の3.1%増が大きい。
一方、7月は世界中で「プラスチックフリー月間」が行われている。オンライン署名サイトのchange.orgには、コールズをボイコットする声が上がっており、これまでに1万1,300人の署名を集めた。
コールズはこれに対し、リトル・ショップの包装は返却すればリサイクル可能としている。さらに、独自調査より、リトル・ショップ第一弾の94%は顧客が今も保持するか、集めている人にあげたと答えている。