【シドニー24日AAP】 小売業協会は、今年の国内におけるクリスマス消費の総額は、過去最高の296億ドルに達するであろうという予想を発表した。
オーストラリアでは、子ども達のみならず、親や兄弟、会社の同僚などお世話になった人々にクリスマスのプレゼントをわたす習慣がある。そのため、クリスマス時期における国内の消費額は一気に上昇する。さらに、クリスマス直後には恒例の年末バーゲンを開催する小売店が多いことも消費額上昇に一役かっている。
オーストラリア全国小売業協会によると、実店舗での予想消費額は131億ドル。前年比4.2%増となる。同協会のオズモンド氏は、「最近の低金利が一般家庭の消費活性化につながっていると思う」と述べた。
国内最大手デパート「デービッド・ジョーンズ」は今年も恒例のボクシングデー(12月26日)バーゲンを午前5時に開店して行う。「たくさんのスタッフが多くのお客さまのお越しをお待ちしております」とデービッド・ジョーンズのダニエル氏は述べた。