国際

MH17撃墜から5年 遺族がロシア抗議

【キャンベラ17日AAP】  2014年7月に地対空ミサイルに撃墜された、マレーシア航空17便(MH17)に乗っていたオーストラリア人犠牲者の家族が17日、シドニーのロシア領事館前でプーチン大統領に対し“否定や嘘”を終わりにするよう訴えたことが分かった。事件の犠牲者は298人で、このうち38人がオーストラリア人だった。

 

MH17便の撃墜から5年を迎える17日を前に、ロシア領事館前に集まった家族たちは、事件への関与を否定し続けているプーチン大統領宛に宛てた手紙を読み上げ、「不誠実な否定、欺き、嘘」をやめるべきだと訴えた。

 

連邦政府もまた、事件を解決し家族に正義をもたらすとの姿勢を示し、バーミンガム外相代理はオランダが主導する捜査チームが今年6月、ロシアとウクライナの元情報機関員らを訴追したことを歓迎。「この残酷な行為に関与した者たちが裁かれるよう戦い続ける」と話した。

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