【シドニー27日AAP】 シドニーで恒例の大晦日の夜に打ち上げられる花火が、今年はいつもより多く打ち上げられる。
シドニーでは、毎年12月31日の夜9時と深夜0時に花火が打ち上げられる大晦日の花火ショーが恒例だが、今年は10時30分にも花火が打ち上げられることが明らかとなった。
シドニー・ニューイヤーズ・イヴのプロデューサー、アナイリン・コフィー氏によると、主催者から「夜9時と深夜0時の間のギャップを埋めたい」と言われたという。
10時30分の花火は1分間打ち上げられ、ニューイヤーズ・イヴのクリエイティブ・アンバサダーである、MAMBOのアーティスト、レグ・モンバサ氏のキャラクターがモチーフとなる。
大晦日の花火は、シドニー湾に7隻の艀(はしけ)を6キロにわたって浮かべ、2万5000発の花火を打ち上げる。また、今回は、オペラハウスの最上部から1000発の花火が打ち上げられる。
シドニー湾周辺には花火観戦の人々約150万人が集まると見込まれ、また、テレビ放映により世界中で約11億人が観戦すると見られている。
8時間に及ぶ花火ショーの経費は約680万ドルだが、およそ1億5600万ドルの収益が見込まれている。