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シドニー水道局に罰金 未処理水を放出

【シドニー19日AAP】  土地・環境裁判所は19日、未処理の下水3億3,400万リットルをシドニー南西部ボタニー(Botany)のミル・ストリーム(Mill Stream)に放水したとして、シドニー水道局(Sydney Water)に対し、罰金27万ドルの支払いを命じたことが分かった。

 

シドニー水道局は2017年5月~6月中旬に、2度にわたり未処理の下水を放水したとみられている。ペッパー裁判官は判決にあたり、下水の放出によってボタニー・ベイのフォアショア・ビーチ(Foreshore Beach)周辺の水質に影響が及び、悪臭のほか健康被害のリスクも高まったと指摘した。

 

シドニー水道局はベイサイド・カウンシルに15万ドル、環境トラストとEPAに合わせて11万9,500ドルの罰金支払いを命じられたほか、罰則の詳細を新聞、フェイスブック、ツイッター、インスタグラムなどの媒体で報告することを求められた。

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