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豪兵士、全財産の金銀盗まれ絶望感

【ブリスベン2日AAP】   ブリスベンの住宅で大みそかに20万ドル相当の金銀を盗まれた男性が、その経緯と絶望的な心境について語った。

被害者のクリストファー・ラント伍長(31)は、イラクやアフガニスタンに駐屯した経験がある。父親の勧めで、自身とパートナーの全預金を、金貨や銀貨、貴重な金属棒などに投資してきた。

ところが大みそかの夜、年越しを祝うためにパートナーと、アッパーケドロンの自宅を留守にしたところ、強盗に押し入られ、金庫から計75キロの金銀を盗まれた。犯人はコマ付きの大型ごみ箱を用いて、金銀を運んだとされる。

ラント伍長は2日報道陣に対し、家を買うためにこれまで貯めてきた、戦線危険手当などを含む、全財産が盗まれたと絶望感を語った。また、盗難保険には入っていなかったと述べた。犯行時間は、31日午後6時から1日午前3時までの間。

ブリスベン地区では過去半年間で、伍長を含む、計4人の金銀収集家の自宅が強盗に入られたとされる。伍長は、自身が利用しているインターネット上の金銀収集家フォーラム(会員数5000人)と事件の間に、何らかの関連があるのではと疑っている。

また、業者を通じたコインなどの購入の際や、フォーラムやイーベイ利用の際に、私書箱ではなく自宅の住所を教えたことなど過ちだったと述べた。

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