一般

南極で座礁した探査船、全員を無事救助

【メルボルン3日AAP】   南極で海氷のため進行できないでいた探査船に砕氷船がたどり着き、ヘリコプターにより計52人の乗員・乗客を無事救出した。だた、ホバートにたどり着くには数週間かかる見込みだ。

ロシア製の「アカデミック・ショカルスキー」号には科学者、観光客、報道関係者らが乗船していたが、その多くはオーストラリア人とニュージーランド人だった。昨年11月28日にニュージーランドを出発したが、クリスマスイブの12月24日に海氷に閉じ込められて以来、進行できないでいた。

そして2日、同船から10カイリ離れていた中国の砕氷船「シュエロン」号から救助ヘリを飛ばし、数回に分けて全員を救出。救助者らはオーストラリアの南極部隊の補給船に引き渡された。この救出作戦には4時間を要した。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら