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海外での豪人保護費用を本人に請求

【キャンベラ5日SMH】   海外でオーストラリア人が事件や事故に巻き込まれるケースが増えているため、外務・貿易省では在外オーストラリア大使館や領事館の豪人保護にかかる費用を、本人に請求することを検討している。

ビショップ外相は、4日、ロシアで拘束された環境保護団体グリーンピースの活動家の釈放に向けた一連の経費を、活動家本人に請求することを検討していると語った。

外相によると、2012/13年度に海外で在外公館に助けを求めたオーストラリア人は1万1927人で、病気やケガで入院したケースは1372人、犯罪行為で逮捕された人は1365人、死亡は1247人だった。

海外での豪人の保護や本国への連絡と送還などには数万ドルの費用がかかるとされている。

なお、経費の請求に関しては、現地の法律違反や、海外渡航に関するアドバイスの無視、保険をかけずに渡航した場合などに限られるとしている。

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