【アデレード22日AAP】 王立自動車協会(RAA)の年次調査によると、上昇するガソリン価格が自動車の維持費を押し上げている。
2019年の自動車維持費は1週当たり平均228ドルに上った。昨年は218ドル。自動車維持費には、車両を5年維持するとして燃料費、メンテナンス費、減価償却費、登録費、保険、ローン返済から計算される。
RAAのマーク・ボーレース氏は、「ガソリン価格の上昇が自動車維持費上昇の主な要因だ」と指摘する。一方で自動車を買い替える人にとっては、下取り価格の下落が依然として最も大きな打撃だ。
キアの小型乗用車「ピカント」が週111ドル49セントで最も維持費が低い。テスラの電気自動車「モデルS」は、低い燃料費にもかかわらず、週562ドル70セントと見積もられた。