【ブリスベン7日AAP】 観光で訪れたインドネシア・バリ島で変死したQLD州出身の母子について、インドネシアとQLD州の当局は、遺族の希望どおり遺体の検視をQLD州で行うことを認めた。
ネローネ・ビショッフさんと娘のユバーナ・ビショッフさんは、訪問先のバリ島で到着後、24時間経たないうちに体調不良をホテルのセキュリティに訴え、病院に搬送されたがいずれも死亡した。遺族は、毒を持った魚を食べたという情報を受けている。2人は昼食にシーフードを、また夕食に魚を食べたという。
QLD州のクリサフーリ法務長官代理は、遺族は死因を究明し、自分達の住む州で検視を望む権利があると述べた。「私にも妻や娘がいる。今回のような状況で、政府が遺族の望みを絶ちきるようなことはできない」と同法務長官代理。