【シドニー8日AAP】 NSW州西部の小さな町、パークスで8日、第23回エルビス祭が開幕した。1万8000人の参加が見込まれる同祭は12日まで続き、エルビス・プレスリーにまつわる様々なイベントが開催される。
今年のテーマは、エルビスが1964年に主演した映画の題名にちなみ「キッスン・カズン」。5日間の開催期間中、各種パレードやそっくりさんコンテストをはじめ、結婚の誓い更新式、ビンテージカー・ショー、ライブコンサートなどが予定されている。またもう1つの目玉は、同映画で共演したシンシア・ペッパーがゲストとして招待されていることだ。
同祭の広報担当者の話によると、23年前の第1回目の開催時には、エルビスの誕生日にファンらがレストランに集まっただけの小規模なものだったという。だが今や、海外でも有名なイベントにまで成長し、外国人の参加者も大勢やってくる。
また9日の朝には、シドニーのセントラル駅からパークスまで、特別列車「エルビス・エクスプレス」号が運行され、約300人のエルビス・ファンが利用する見込み。同号は今年で22周年を迎えた。