【ホバート9日AAP】 TAS州政府は、現行の遺伝子組み換えによる動植物の禁止を、今後も無期限に続けたい意向を示した。
同州では遺伝子組み換えの禁止を2001年以来実施している。グリーン州副首相は9日、その禁止期間を無期限に延長したいと発表した。その理由の1つとして、同州産の製品イメージを促進するのに役立つからだとした。
また副首相は、「タスマニア島のステータスやバイオセキュリティー・システムは、わが州の食物や農産業が遺伝子組み換えに頼らないことによる利点を享受する良い立場にいることを意味する」と述べた。
一方、禁止適用の例外品目として、医薬品目的のケシを挙げた。