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豪国籍母子 「中国は解放を」夫が訴え

【キャンベラ24日AAP】  妻と息子が中国の新疆ウイグル自治区から離れられない状況となっている、オーストラリア人男性が24日にキャンベラを訪れ、一刻も早く妻子をシドニーへ戻して欲しいと訴えたことが分かった。新疆ウイグル自治区では、百万人以上のイスラム教徒が施設へ収容されており、その処遇をめぐって中国を非難する声が上がっている。

 

妻子の帰還を求めているのは、オーストラリア国籍の父親サダム・アブドゥサラムさんで、妻のナディラさんと息子のラトフィ君もオーストラリア国籍を保有している。アブドゥサラムさんは、連邦政府のペイン外務相との面会を希望しており、「もうすぐ2歳になる息子に会いたい」と述べた。

 

連邦政府は今月初め、中国当局に対しナディラさんとラトフィ君のオーストラリアへの帰還を正式に求めたが、アブドゥサラムさんの弁護士によると、ラトフィ君の旅券が発行された後、連邦政府からナディラさんのビザ発給についてはここ数か月連絡はないという。

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