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パース周辺で大規模山火事 1人死亡

【パース12日AAP】   パース東部に広がるザ・ヒルズ地域で発生した大規模なブッシュファイヤーで、自宅を救おうと屋根に上っていた男性が倒れ、即死した。この地域ではおよそ20家屋が全焼したとみられている。

死亡したのはホービアに住む男性で、救急隊によると、消防隊の支援があったにも関わらず男性の家の屋根に近づくことができなかったという。現場周辺では、消防隊やヘリコプターなどで消火活動が行われているにも関わらず、火の勢いが強く被害の拡大が続いている。

また、近くのマンダリングでも12日正午前、住民に避難勧告が出された。それから30分も経たない間にブッシュファイヤーの規模は拡大し、地元住民らは、避難には手遅れと伝えられたという。同日午後4時(西部標準時間)までに250ヘクタール以上が焼けた。

さらには、パーカーズビルの東部でもブッシュファイヤーの被害が拡大。複数の家屋が全焼した。さらにはボールディビスやワナルー、ボディントン、デンマークといった地域でも火の勢いが広がっている。

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