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サーモン感染 TAS州首相「業者を信頼」

【ホバート25日AAP】  VIC州とNSW州で高齢者2人がリステリア菌の感染により死亡した事故で、これまでの調査でTAS州産のサーモンが感染源との見方が強まっていることが分かった。これを受け、同州のホッジマン首相は「州内の漁業産業を信頼している」と述べた。

 

国民党と保健当局は、今年2月22日~6月7日の間に、VIC州、NSW州、QLD州で起きた3件のリステリア菌感染事故について、原因の究明を進めている。NSW州とVIC州では死者が出ており、QLD州のケースでは命に別状はないという。いずれもタスマニア産のサーモンが感染源とみられている。

 

ホッジマン首相は、タスマニア産のサーモンが感染源との情報について「菌がついていたサーモンがTAS産だったということだけ」と述べ、リステリア菌に感染したのもTAS州という証拠はないとしている。また、TASの大手サーモン加工会社Tassal、Huon Aquaculture、Petunaはいずれも、食品安全基準に則り業務を行っていると説明した。

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