【キャンベラ26日AAP】 オーストラリア競争消費者委員会(ACCC)が、グーグルとフェイスブックについて最終報告書を公表したことを受け、当局が両社に対する規制を強化する方針を明らかにした。ACCCは23件の提言を行っている。
ACCCはグーグルとフェイスブックについて、相当量の個人情報が承認なしに収集されていると事態を重く見ており、連邦政府は今後3カ月で、グーグルとフェイスブックの株主たちによる見解などを調査し、年末までにはACCCによる提言をもとに、アクションを起こす方針を示した。
連邦政府のフライデンバーグ財務相は、グーグルとフェイスブックについて、間違いなく世界で最も影響力と価値のある企業だとした上で、あらためて両社に対し「説明責任と透明性の向上」を求めた。