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職業見習い制度 改革が必要

【キャンベラ27日AAP】   国内で、アプレンティスやトレーニーと呼ばれる見習い職人制度の5人に2人が、履修コースを終了していないとわかった。

職業教育研究センター(NCVER)の最新データによると、2014年にコースを開始した全職業の参加者のうち、前年比3.2%減の56.7%のみが終了した。特に、“職人”と見なされる職業では、コース終了率は前年比4.3%減少。他職と比較しても2%減少した。

連邦野党労働党のゲッド・キアニー議員は、「職業教育セクターには緊急な改革が必要だ」「若者の失業率は国全体の倍以上であり、仕事を確保するためのスキルが必要だ」と述べた。助成金30憶ドルの削減、多数のTAFEキャンパスの閉鎖、営利目的の疑わしい機関にシステムを悪用させているなどとして、政府を批判した。

2018年、前年比1.9%減の110万人が政府補助の職業教育コースに入学した。

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