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妊娠中絶を合法に NSWで再議論

【シドニー28日AAP】   今週、NSW州議会に人工妊娠中絶を非犯罪とする議員立法法案が提出される。同州では1900年から妊娠中絶に犯罪法が適用されている。

法案は、妊娠22週まで母親の意思による中絶を可能にするものだ。22週以降は、母親の身体的・精神的・社会的環境にとって中絶が望ましいと医師2人が考える場合のみに合法とされる。また、権限なく中絶を促す人物に対し、新たに懲役最長7年の刑事犯罪を科す。

法案は、国民党のトレバー・カーン議員、労働党のペニー・シャープ議員らと党を超えて作成され、シドニーの無所属のアレックス・グリーンウィッチ議員が提出する。グリーンウィッチ議員は28日、「NSW州の女性が有罪判決を恐れることなく、安全かつ合法に中絶を選択できる。医師にとっても法が明瞭になる」と声明を発表した。

NSW州のオーストラリア医療協会(AMA)も同法案を支持する。国内で人工妊娠中絶を非合法とするのは同州のみ。

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