【パース29日AAP】 6月、オーストラリアから野生のマツカサトカゲ13匹を持ち出そうとしたとして、日本人の男2人が逮捕された。2人はWA州の刑事施設に収容された。
運び屋のイマニシ・ユウスケ被告(52)は、逮捕3日前にパースに到着したばかりだった。同被告は29日、パース簡易 裁判所で有罪を認めた。少なくとも2か月の刑期をつとめてから釈放・強制送還される見通しだ。
トカゲを収集したコバヤシ・ダイスケ被告(28)には、すでに懲役5か月(保釈認定2か月)が言い渡されている。同被告も刑期が終了次第、直ちに強制送還されるとみられる。
国境警備局によると、トカゲは預け荷物としてネット状のランドリーバッグに入れられ、タオルでくるんでプラスチック容器2個の中に入っていた。数匹がすでに死亡、他も健康状態がよくないという。国際的なブラックマーケットで、オーストラリアのマツカサトカゲは最高1万ドルで取引される。