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NRL選手が脅迫・誘拐未遂で出廷

【シドニー20日AAP】   友人の借金取り立てを手助けするために誘拐などをほのめかしたNRL選手に対して、保釈金2000ドルで一時保釈を認めた。

20日、元ブルドッグスの選手であるライアン・タンディ被告は、ゴスフォード地方裁判所に出廷した。

タンディ被告は友人のサイモン・デーハー被告と共に、今月16日、違法薬物取引でデーハー被告から数万ドルの借金をしている男性に対して、誘拐するなどと脅迫したもの。

裁判の中で被告の弁護人は、タンディ被告が被害者を脅迫した証拠がないことを強調したが、この裁判中、傍聴席にいた女性が自分は事件を目撃したと証言する異例の展開となった。裁判は一時中断され、警察は別室にて女性に対して45分間の事情聴取を行った。

裁判長は、新たな目撃者の存在は非常に貴重なものだとした。また、デーハー被告が被害者のひざを蹴るなど身体的な暴力をふるったことは事実であるとした。

デーハー被告は2010年のシーズン中、賭けで裏取引をしたとして一時期NRLのプレー禁止処分を受けていた。

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