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エジプトで豪人記者が拘束 テロ疑惑で

【ブリスベン21日AAP】   ブリスベン出身のジャーナリストがテロ活動に関与した疑惑で、エジプト・カイロで拘束されている件で、家族は記者会見を開き、彼の解放を訴えた。

ピーター・グレステさんは先月29日、カイロのホテルで、アラブ系衛星テレビ局「アルジャジーラ」の記者2人と共に逮捕された。容疑は悪名高い「ムスリム同胞団」に関して虚偽の報道をしたというもの。現在、カイロの刑務所で独房に収監されているが起訴はまだされていない。

21日、グレステさんの両親と兄弟はブリスベンで記者会見を行った。グレステさんの父親は、「私達一家はこの3週間ろくに寝ていない。家族全員が息子の逮捕にショックを受けている」と述べた。

母親のロイスさんは、「ムスリム同胞団に関する逮捕だなんて本当に考えられない」と述べた。アルジャジーラは、グレステさんを含む3人の逮捕は完全に間違いであり無実を訴えている。同社が行っているオンライン署名活動では800人の署名が集められた。

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