【シドニー30日AAP】 先週末、NSW州ガンダガイにある「弁当箱に乗った犬(Dog on the Tuckerbox)」の像がいたずらに破損された。観光客に人気の像は今後、CCTVカメラを設置して守られる見通しだ。
像は28日、台から倒されて耳と鼻部分が破損した。ワガワガの男(28)が警察に自首している。飼い主の弁当箱を死ぬまで守り続けた忠誠心の強い犬に関する詩「Bullocky Bill」にちなんで1932年に建てられ、以降NSW州リベリナ地方を象徴する存在となっている。
募金サイトのGoFundMeには、29日夜の時点で、CCTVカメラ設置に向けた募金1,375ドルが集められた。
ガンダガイのアブ・マクアリスター市長は「犬を守れるなら、フェンスよりもCCTVカメラを設置したい」と話した。