【キャンベラ28日AAP】 生産性委員会が発表した2014年版の公共サービス調査結果では、保育所代金が急騰していることが明らかになった。
2013年3月四半期現在、保育所を利用している12歳以下の子どもは全国に100万人以上。この数は前年より6.3%上昇した。チャイルドケア・センターと呼ばれる一般的な保育所の利用代金は週平均で364ドル。全国で保育所代が一番高いのはACT。
一方、保育所スタッフが最低基準の資格を有することが全国的に義務付けられて以降、昨年6月30日までにクオリティが認められたチャイルドケア・センターは全国で5分の1にも満たない。このうち、半分以上が全国基準を満たしているか、またはそれ以上の内容だった。
2013年、全国でチャイルドケア・センター5件のうち4件以上のセンターのスタッフが適切な資格、または3年以上の経験を有している。VICとTASの両州はこの基準の適合率が一番高く、次いでNSW、QLD、SAとなっている。保育料が全国で一番高いACTは、スタッフ資格の全国基準を満たす率が一番低く、センター5件のうち3件強だった。