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ビショップ前外相 豪国立大の学長に

【キャンベラ1日AAP】  連邦の自由党元議員で前外務相を務めたジュリー・ビショップ氏がこのほど、キャンベラのオーストラリア国立大学(ANU)で次期学長に就任することが分かった。現学長のギャレス・エバンス氏も外務相を務めた経歴を持つが、ビショップ氏は同大学で初めての女性学長となる。

 

ANUの現副学長を務めるナオミ・フラッター氏は、ビショップ氏について、ANUをよく知っており教育にも深い関心を持っているとして、「力強く実力を持ったリーダーを迎えることになる」と、職員宛の電子メールで期待を示した。

 

議員として20年以上のキャリアを持つビショップ氏は、今年5月の連邦総選挙を機に政界を引退。来年1月からANUの学長として3年の任期を務める。ビショップ氏はビデオメッセージで「ANUは、世界に貢献する能力や知識を学生たちに身に付けさせる、非常に重要な役割を担っている」として、「同大学で、国家の利益をさらに追求する手助けが出来ることを楽しみにしている」と抱負を述べた。

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