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消防ボランティアに心臓疾患のリスク

【パース31日AAP】   山火事のシーズンに多くのボランティアが消火活動に参加しているが、彼らは火災に対して戦うばかりではなく、心臓疾患に対して、消防士や救急隊員よりも、リスクが高いことが明らかになった。

WA州のカーティン大学の調査によると、ボランティア消防士は非常に危険な現場での作業のため、他のボランティアや救急隊員よりも、冠状動脈に関わる心疾患を発症する危険性が約3倍高い。

調査報告によると、ボランティア消防士は危険な環境下で、長い時間の交替制と短い睡眠時間の中、非常に激しい活動を行なわなければならないが、ボランティア消防士には、消防士や救急隊と同じ健康診断や検査などを受診する機会が与えられず、また、同じレベルの訓練を受けられないでいる。

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