【シドニー3日AAP】 日本でも知名度が非常に高いオーストラリアの元競泳選手、イアン・ソープさんが、意識がもうろうとした状態でいたところを警察に保護された。抗うつ剤と肩の薬を一緒に服用した副作用とみられている。
3日午前3時ごろ、シドニー南部パナニアで、住民がワゴン車の車上荒らしをしようとしていた男を発見し警察に通報。この男がソープさんで、意識がはっきりしていなかったため病院に搬送された。シドニー西部にあるバンクスタウン病院では、ソープさんはうつ病のリハビリを受けている。
先週、報道ではソープさんが先月31日にアルコール依存と鬱のリハビリ治療を終了したと伝えられたが、ソープさんのマネージャーは報道を一切否定し、病院では肩の治療を受けていたと発表していた。
しかし一方で、ソープさんの友人らは、ソープさんはロンドン五輪で復活できなかったために落ち込みが激しかったと述べている。昨年ソープさんが出した自伝でも、自身のうつ病に関して触れられている。