【シドニー2日AAP】 毎年8月の第一金曜日は「国際ビール・デー」だが、ビールはオーストラリアでも人気の高いアルコール飲料となっている。また、国内経済に多大な恩恵をもたらすことでも知られ、10万人の雇用を創出しているほか、150億ドル以上の経済恩恵が地元ビール産業から生まれているという。
酒造協会のヘファナンCEOによると、国内で販売されているビールの84%以上は国内で製造され、オーストラリア人が一年間に飲むビールの量は375ミリリットル瓶で平均224本、一日当たりでは2.6杯になるという。
また、日本のアサヒグループが先ごろ、160億ドルでオーストラリアのビール最大手カールトン・ユナイテッド・ブリューワーズを買収した。ヘファナンCEOは、オーストラリアは高品質のビール原料を豊富に有する点が“恵まれている”と話した。