生活

保育所代助成金削減で働くママが減る?

【キャンベラ4日AAP】   生活支援団体が行った調査では、政府が現在提供している保育所代の助成金が削減された場合、労働時間を減らすか仕事を辞めると回答した親が半数以上いたことが分かった。

ミッション・オーストラリアが650人の親・養育者に対して行った調査では、保育所代の助成金が削減された場合、およそ半分の回答者が労働時間を減らし、5人に1人が仕事を辞めると回答した。

経済的に不利な地域に住んでいる母親の3分の1が完全に仕事を辞めて保育所に預ける時間を減らすと答えた。

ミッション・オーストラリアでは、子ども達の早期教育は長期的に見て国内経済に大きく貢献するものであるが、このままでは子ども達が早期教育を受ける機会を失うと述べた。

オーストラリアでは、一般的にチャイルドケア・センターと呼ばれる保育所の利用料は地域によって異なり、シドニーでも安いところは1日50ドルぐらいから、高級住宅地などでは200ドル近くにまで上るところもある。政府は現在、各家庭に収入に応じて保育所代の助成金(チャイルドケア・ベネフィット)を支給している。

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