【メルボルン3日AAP】 VIC州政府は、新たに建設される集合住宅について建築基準を導入した。これにより、適度な日差し、換気システム、無駄の削減などを目指す。
VIC州のダンブロシオ計画相代理は、集合住宅への入居を選択する人が増加しているとして、「21世紀に直面すると予想される、気候変動や人口増加などに適応できる、良質な建物を造る必要がある」と述べた。
VIC州政府は、環境整備、風力効果、建物管理などについても、設備の交換や修理コストを引き下げるため、現在よりも良質な建材を使用するなど、改善を行う方針だ。また、建物の外観についても、近隣の環境に馴染むようにするほか、植樹など緑化計画も進めるとしている。