【メルボルン5日AAP】 VIC州列車・トラム・バス労働組合(RTBU)の労使紛争の一環として、8月12日と19日の2日間、メルボルンの電車が無料で利用できる。メトロ・トレインズと組合の交渉は6か月近くに及んでいる。
12日と19日の2日間は、電車のチケットバリアが開けたままとされ、公共交通機関用ミキカードのチェックも行わない。職員は制服を着用せず、ミキカードの販売や金額補充も行わない。すでにスケジュールに組まれていない限り、運転手が駅を飛ばしたり、シティ・ループの周りを迂回することもない。
RTBUのルバ・グリゴトビッチ事務員は5日、「ストライキはメトロを標的とし、乗客に影響を及ぼさない。乗客には事前に連絡する」と声明を発表した。
これに対し、メトロ・トレインズは「ストはまったく不要。乗客への影響を最小限にする」と声明を発表した。